原神 ― HoYoverse代表作のオープンワールドRPG。神ゲー扱いされる理由と欠点を整理

「原神」よりVer.4.1キービジュアルの壁紙が公開! - GAME Watch

 

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こんにちは!今回は2020年9月28日にリリースされ、世界中で社会現象となったHoYoverse(miHoYo)のオープンワールドRPG「原神(げんしん、Genshin Impact)」のレビューをお届けします。

配信から5年以上経過し、コンテンツも成熟しました。「今から始めても遅い?」「無課金でも遊べる?」という疑問に対して、良い点と欠点を率直に整理します。

原神~空月の歌~
原神~空月の歌~
開発元:COGNOSPHERE PTE. LTD.
無料
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「原神」とはどんなゲーム?

「原神」は、miHoYo(現HoYoverse)が開発・運営する3DオープンワールドRPGです。iOS、Android、PC、PlayStation 4/5に対応し、基本プレイは無料。マルチプラットフォーム対応で、複数デバイス間でのクロスプレイと進捗共有ができます。

物語の舞台は7つの元素神が統治する幻想大陸「テイワット」。プレイヤーは異世界から来た旅人(双子の兄妹の片割れ)となり、生き別れた兄妹を探しながら7つの国を巡っていきます。案内役のマスコットキャラ「パイモン」と一緒に、各地の問題を解決していくのがメインストーリーの流れです。

戦闘システムは4人パーティのアクションRPG。7種類の元素(炎・水・雷・氷・風・岩・草)を持つキャラをリアルタイムで切り替えながら、元素反応を起こしてダメージを与えていきます。開発元がゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドを参考にしたと公言していて、オープンワールドの操作感はゼルダ系に近い部分があります。

良い点:オープンワールドの完成度

無料スマホゲームとしては、オープンワールドの完成度は現時点で最上位クラスです。テイワット大陸は徒歩、滑空、水泳、崖登り、料理、採集、宝箱探しなど、探索そのものが遊びとして成立しています。

高低差のあるフィールドを自由に登ったり滑空したりできる自由度は、他のスマホRPGでは体験できません。「クエストのおつかいゲーム」ではなく、目的なく散策するだけで数十時間遊べる作りです。

各エリアには隠しアイテム、パズル、宝箱、モブが配置されていて、フィールド完成度を上げる過程そのものが楽しみになります。

良い点:元素反応システムの奥深さ

戦闘の核となる「元素反応」は、シンプルながら奥深いシステムです。水で濡らして氷で凍結、炎と水で蒸発、炎と雷で過負荷、雷と草で開花など、7元素の組み合わせで様々な反応が発生します。

キャラ交代で複数元素を組み合わせるコンボが基本で、単純にボタンを押すだけの戦闘とは違います。パーティ編成と元素の組み合わせを研究する余地が広く、上級者向けの深堀りができます。

一方で、アクションが苦手な人でも元素相性さえ理解すれば戦えるバランスなので、間口は広いです。

良い点:グラフィックとキャラクター

アニメ調グラフィックの水準はスマホゲームの中で最上位です。中国発ゲームにありがちなリアル寄り3Dではなく、日本のアニメに近いテイストで作られていて、キャラデザに違和感が出にくいのは大きな強みです。

キャラクターは多様で、可愛い系、クール系、セクシー系、ケモミミなど幅広く揃っています。全キャラフルボイスで、豪華声優陣が起用されています。各キャラには背景ストーリー(伝説任務)が個別に用意されていて、愛着が湧く仕掛けが多いです。

良い点:メインストーリーの質

メインストーリー(魔神任務)は、6週間ごとのアップデートで少しずつ拡張され、現在7つの国のうち大半が公開されています。序盤はやや掴みにくいですが、璃月(2つ目の国)以降から本格的なスケールが見えてきて、スメール(4つ目の国)、フォンテーヌ以降は多くのユーザーから高く評価されています。

「基本無料でここまでの物量とストーリー品質を提供している」という評価は的を射ています。買い切りゲームレベルのクオリティです。

気になる点:容量の大きさ

スマホ版で40GB近い空き容量が必要になることがあります。低スペック端末では動作が重く、発熱・バッテリー消費も激しいです。

快適にプレイするならPCまたはPS5推奨。スマホでも動くには動きますが、長時間プレイには向きません。

気になる点:ガチャの厳しさ

星5キャラの排出率は0.6%と、ソシャゲの中でも渋い部類です。ピックアップキャラの天井は180連、武器は240連(実質160回で確定)と、天井到達までにかなりの石が必要です。

「新規登録でガチャ20連無料」の広告は目にしますが、20連程度で星5は基本出ません。狙ったキャラを引くには、無課金で数ヶ月分の石を貯めるか、相応の課金が必要です。

気になる点:スタミナ制と素材集めのループ

「樹脂」というスタミナがあり、素材集めの効率が制限されます。装備(聖遺物)の厳選には膨大な樹脂消費が必要で、理想の装備を揃えるには数ヶ月〜数年単位の時間投資が必要です。

キャラ育成が本格化するのは中盤以降で、そこからは日課ゲー化しやすい構造です。エンドコンテンツ以外のやり込み要素は限定的で、周回に飽きる人は一定数います。

気になる点:ストーリー進行の遅さ

6週間ごとのアップデートでコンテンツが追加されますが、新規プレイヤーが現在の最新ストーリーに追いつくには数百時間かかります。テキスト量も多く、じっくり読むタイプでない人には辛い可能性があります。

序盤の展開が難解で、璃月に入るまで話の全体像が見えにくいという声も多いです。

気になる点:バトルが単調になる可能性

操作は簡単ですが、慣れると同じコンボの繰り返しになりがちです。1体のキャラだけを操作するとバトルが単調ですが、キャラ交代を意識すれば解消できます。

高難度コンテンツ(螺旋、幻想シアター)以外では、育成が進むと難易度が下がりすぎる問題もあります。

気になる点:マルチプレイの制約

マルチプレイは冒険ランク16以降解放。ソロで数時間〜十数時間プレイしてから開放される仕様です。フレンドと最初から遊びたい人にはハードルがあります。

サーバー間の移動は不可能なので、日本人と遊ぶなら最初から「Asia」サーバー選択が必須です。

気になる点:スマホでの操作性

タッチパネルでのアクションは慣れが必要です。3Dアクションゲームなので、キャラ操作・視点操作・スキル発動を同時に行う場面で操作ミスが起きやすいです。

コントローラー対応なので、本気で遊ぶなら別途コントローラー購入が推奨されます。

課金要素について

課金要素は主にガチャ石(原石)、月額パス(月パス610円)、バトルパス(旅の縁月チャージ)など。

月パスは日々の原石配布で高コスパ。バトルパスもプレイ時間が確保できるならお得です。狙った星5キャラを確実に引くには天井分の課金が必要で、限定キャラを本気で狙うと1回のガチャで数万円必要になります。

Pay to Win要素は限定的で、無課金完走でもメインストーリーは詰みません。

こんな人には向いている

オープンワールドRPGが好きで、じっくり探索を楽しみたい人。ゼルダ系、Skyrim系の広い世界を歩き回るのが好きな人には合います。

長期プレイを想定できる人。数年単位でコツコツ遊ぶ設計なので、じっくり継続できる人向けです。

アニメ調キャラとフルボイスストーリーが好きな人。キャラゲー要素も強いです。

PCまたはPS5環境がある人。スマホでも遊べますが、快適さは全く違います。

こんな人には向かない

スマホの容量・スペックに余裕がない人。40GBは覚悟が必要です。

ソシャゲに時間を割けない、日課ゲーが苦手な人。育成の周回が延々と続きます。

短時間で完結するゲームを求める人。1セッションで1〜2時間は普通です。

ガチャの厳しさに耐えられない人。0.6%の壁は厚いです。

総評:現時点で最高峰のオープンワールドスマホRPG

「原神」は無料オープンワールドRPGとしての完成度は現時点で最上位です。ゲーム性、グラフィック、ストーリー、キャラクターすべてが高水準で仕上がっています。

一方で、容量・ガチャ・スタミナ制などのソシャゲ的欠点も明確にあります。「神ゲー」という評価と「時間を溶かされる搾取ゲー」という評価が両方存在する理由は、この二面性にあります。

今から始めるかどうかは、時間の投資意欲次第です。数百時間かけてじっくり遊べる人には現時点で最高の選択肢の一つ。カジュアルに軽く遊びたい人には向きません。

基本プレイは無料なので、まずインストールして数日プレイし、テイワット大陸が肌に合うかを判断するのが妥当です。それでは、また次の記事でお会いしましょう!

原神~空月の歌~
原神~空月の歌~
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